1972-08-10 第69回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
○荒勝説明員 ただいま大臣が申されましたように、日米のジュースのブレンドのあり方ということにつきましては、公式にはまだ日米間におきまして事実上接触がないわけでございます。
○荒勝説明員 ただいま大臣が申されましたように、日米のジュースのブレンドのあり方ということにつきましては、公式にはまだ日米間におきまして事実上接触がないわけでございます。
○荒勝説明員 まだ現在の時点で的確なことは申し上げられませんが、この春先以来のミカンの花のつきぐあいあるいはその後の天候による生育状況等から見ますと、一部専門家の間では三百万トン近くいくのではなかろうか、こういうふうにいわれておる次第でございます。
○荒勝説明員 園芸局といたしましては、これにつきまして十分調査いたしておりませんが、今後の問題としてあるいは農林省として取り上げることにならざるを得ないのではなかろうか、こういうように考えております。
○荒勝説明員 当然にそういう形で実行いたしたいと思います。
○荒勝説明員 ただいま今後のでん粉の将来の需給計画というものはまだ十分策定をし終えていないわけでございますが、ただいま申し上げましたように、でん粉の将来の見通しとしてはおおむね百十万トンからそんなに多く上回るものとはわれわれ考えていないわけでございますが、ただ、北海道のバレイショは今後ともやはり寒冷地農業の基幹をなす作物として、バレイショあるいはでん粉というものの需給は当分の間おおむね現状維持でいくのではなかろうか
○荒勝説明員 大臣からお答えがありましたように、例年値段につきましては十月の十日前後にきめておりますので、ことしもそれに間に合うように、できますればそれよりも早い時期にきめるよう努力したいと思います。 それから価格の決定方法等につきましては、各方面から資料を集めまして、国内産のイモでん粉の農家経営の安定に間違いのないような価格のきめ方を進めてまいりたい、こういうふうに考えております。
○荒勝説明員 後ほど統計調査部長のほうから詳細にわたって生産状況の御説明がございますが、その前に、ことしのでん粉のほうの需給状況等を御説明申し上げたいと思います。 ことしのカンショでん粉につきましては……。
○荒勝説明員 先ほど私が御説明申し上げましたように、対米輸出ミカンの解禁州の拡大の問題については、やはり大前提といたしまして、かんきつかいよう病のアメリカ側の持っておる懸念といいますか、心配感をいかにして払拭するかということが一番大事なことだと考えまして、問題はその点に超重点をしぼりまして今回折衝したわけでございます。
○荒勝説明員 イグサにつきましては、従来から農林省といたしまして地域特産農業の推進事業といたしまして、イグサの乾燥、加工等の共同作業を行なうために集出荷施設あるいは共同加工場等の設置に助成を行なってきております。
○荒勝説明員 お答えいたします。 このたび私がアメリカへ参りましたのは、温州ミカンの輸入解禁州の拡大の問題について参ったのでありますが、その際農政局から、このかんきつかいよう病についての権威者であります安尾部長と一緒に参りまして、向こう側と折衝した次第でございます。
○荒勝説明員 今回のグレープフルーツの自由化に伴いまして生産者団体で、たぶんきょうの決議の中に輸入窓口を何か生産者団体に一元化というふうな御趣旨の決議があるのではなかろうか、こう思っておりますが、私どもといたしまして現在の時点において、今回グレープフルーツが自由化されておりますので、これを何らかの形でいわゆる自由化の利益を阻害するような形で、そういう形で何か検討するということは、実際問題としてあるいはむずかしいのではなかろうか
○荒勝説明員 大蔵省とは、関税局と本件については打ち合わせを行なっておりますが、いわゆるグレープフルーツが自由化され、かつ今後異常な形で日本に輸入されることが起こり、その時点において明らかに日本産の果樹農業に甚大な悪影響も及ぼすというふうに判断をする事態になりますれば、われわれから大蔵省に申し込みをする、こういう形になっておりまして、いまの時点で具体的にどういう条件になったら緊急関税の発動をするというふうなことは
○荒勝説明員 いま直ちに輸入制限をするとかしないとかいう議論ではございませんで、そういうような異常な事態が生じた場合において、基本法の精神は十分にわれわれも判断しながら、別の方法によりまして国内産果実に重大な悪影響のないような方法を検討いたしたいということを先ほど大臣が申し上げたと私は理解しておる次第でございます。
○荒勝説明員 お答えいたします。 グレープフルーツの自由化につきましては、御存じのように昨年十月に開かれた日米協議の結果を勘案しまして、昨年の十月十七日の関係閣僚協議会の了承により昭和四十六年末までに自由化することといたしております。
○荒勝説明員 最近の農村における労働力の不足というような点から、リンゴについての植栽の考え方が次第に逐次変わってきているといいますか、また変わるべきだとわれわれも思っております。
○荒勝説明員 私もしばしば竹内知事にはお会いしているのですけれども、一度もそういったことを言った覚えはございませんで、むしろリンゴは奨励すべきもので、しかもリンゴにつきましては、新品種の開発のみならず、やはり単なる生食用というだけでなしに、加工等にも今後将来の展望等がいろいろ出てきておりますので、総合的なリンゴの植栽を進めるよういろいろお話ししているので、決してリンゴをやめたらどうかというふうなことは
○荒勝説明員 農林省といたしましては、一般論といたしまして、ほかの生鮮食料品の輸入につきましてもいわゆる輸入行政は通産省、それから国内に輸入いたしましてからあとは一般的にも農林省の所管でありまして、流通あるいは加工、あるいは市場あるいは消費者、こういうことにつきましては農林省が責任をとって行政を指導しておる次第でございます。
○荒勝説明員 私としましては、でん粉値段がどこの水準できまるかということにつきましては、まだ寄せといいますか、最後の詰めが十分関係方面との間にきまっておりませんので、本日当委員会で意見を申し上げることは差し控えたいと思います。
○荒勝説明員 先ほど御説明申し上げましたように、地域分担の作業の過程におきまして、ある程度計数的な見通しが明らかになります際にあわせまして、イモ並びにそれに伴うでん粉の需給の見通しというものをつかみ得るならば、われわれといたしましても極力努力いたしまして計数化に努力いたしてみたい、こういうふうに思っております。
○荒勝説明員 その基準歩どまりのものを基準価格として政府が設定しただけでございまして、それ以上の値段で取引してはならないというようなことは何ら意思表示しておりませんので、据え置くというふうな干渉を毛頭しているものではないというふうに御理解願いたいと思います。
○荒勝説明員 政府自身といたしまして、いろいろな算式の数字に基づいて、ただいまいわゆる決定案といいますか、原案を作業中でございますので、具体的に上がるか下がるかというような話はまだ断定的には申し上げにくいのでありますが、少なくともカンショの基準価格につきましては、昨年よりは下回らないという線でもって作業をいたしたい、こういうふうに思っております。
○荒勝説明員 政府側の解釈といたしましては、その条文の適用にあたりましては政府の原案がきまった段階で具体的に本年のイモでん粉の値段を、基準価格を幾らというふうに金額を提示いたしまして農業者団体の意見を聞くという形式をとっております。なお、当然かと思いますが、農業団体側からは正式に文書をもってお返事をいただいておるというかっこうをとっております。
○荒勝説明員 実はそれは官房のほうで責任を持って日程をおつくりになって作業をされているやに聞いておりますが、私が内部において聞いた話では、いまのところの作業目標としては、十一月一ばいを作業目標として作業するということでわれわれは作業の分担を行なっている、こういうふうに理解している次第でございます。
○荒勝説明員 御説明いたします。 北海道の果樹、特にリンゴを中心といたしまして、今回の九号台風で相当な被害が出ておりますことは事実でございます。それで蚕糸園芸局といたしましては当然、ただいま大河原参事官からお話がありましたように天災融資法に基づく激甚災の指定もあることと思いますので、それに基づきます手厚い融資がある程度いくのじゃなかろうか、こういうふうに思っております。
○荒勝説明員 ただいま御指摘になりましたように、あの地区につきましては、相当連年災害を受けておることも私たち存じておりまして、本件につきましては、それぞれの融資の問題でございますが、関係局と十分協議をいたしまして、できる限りの何らかの方法を考えてみたいというふうに思っております。
○荒勝説明員 トウモロコシの海外の状況は、私たちの聞いておる限りにおきましては、それほど生産が悪かったというふうには実は聞いていないわけでございますが、やはり世界じゅう各地で畜産振興等の関係があって、トウモロコシのみならず、ほかのいわゆる飼料作物の系統が多少需給が逼迫しておるというふうに私たち聞いております。
○荒勝説明員 でん粉年度はいわゆる十−九というふうになるわけでございます。それで、北海道のバレイショの早いでん粉が十月の初めごろから出回ってまいりますが、われわれとしましては九月末までに大体片づければいいではなかろうか、こういうふうに理解しております。
○荒勝説明員 わかりました。
○荒勝説明員 北海道の冷害につきましては、この夏場以来しばしば現地からも報告をいただいておりまして、農林省といたしましても、その点につきましては十分注意を払いまして、特に水稲の生産を担当いたしております農政局の農産課長が、九月の上旬だったと思いますが北海道へわざわざ参りまして、北海道の水稲の生育状況等をその当時の時点においては十分に承知して帰ってきている、こういうふうに理解しております。
○荒勝説明員 同じ農林省の仕事でございますので、食糧庁と保険との間にそごを来たさないように、その辺の整理は十分に統一してまいりたいと思っております。
○荒勝説明員 御要望のありましたことにつきましては、帰りましてよく内局とも相談いたしまして結論を出したいと思っております。
○荒勝説明員 お答えいたします。 天災融資法につきまして、かねて先生のほうからさらに改善方について御指摘がございまして、部内でも再三にわたりまして、本件については検討いたしたのでございますが、結論的に申し上げますと、研究の過程でも、議論としては非常に困難な感じを受けております。
○荒勝説明員 漁船につきましては、いわゆる漁船の型にもよりますが、漁船保険に入っております型につきましては漁船保険のほうから直ちにその被害の認定をいたしまして支払いをいたしたいと思います。なおその災害というか、小破、中破程度で直ちに修復ができそうなものにつきましては、農林漁業金融公庫等から融資のごあっせんをいたしたい、こういうように思っております。
○荒勝説明員 研究会の検討の結果を待たないと、ここでどの方向ということもはっきり明言はできないのでございますが、掛け金のみならず、てん補率等につきましても改善を加えてまいりたい、こういうように考えております。
○荒勝説明員 こまかい計算は別といたしまして、七割というのは一応いわゆる保険の経費に当たるもの、こういうふうに御理解願いたいと思います。
○荒勝説明員 前の西日本豪雨の場合につきましては、先ほどの閣議と同じ日にやはり天災融資法の発動をいたしまして、すでに貸し付けの手続を進めておる次第でございます。
○荒勝説明員 新潟県が、先ほど申し上げましたように約四十四億円強になっております。
○荒勝説明員 お答えいたします。
○荒勝説明員 お答えいたします。 日本農業だけではございませんで、世界的に、農林省で調べましたところ、農業の持つ本来的な性格で、いわゆる夏作といいますか、太陽の非常に豊富なときには農作業ができますが、冬の間は農業ができないということで、世界的に何らかの形で農業以外の兼業収入を得る方法が農業では行なわれているようであります。
○荒勝説明員 お答えいたします。 農林省といたしましては、従来いわゆる米生産に重点を置いて政策を進めてまいりましたが、最近の急激なる農業事情の変化に伴いまして、現在農政審議会等にお願いいたしまして、米作中心主義だけでなくて、新たにいわゆる畜産あるいは果樹振興、さらに林野も含めまして、農業における総合的な展開を考えておる次第でございます。
○荒勝説明員 基本的には、いま建設省のほうから御答弁になりましたことと同じように、農林省といたしましてもこの法律できめられて以来、元金の十万円というのは据え置きになっておりますので、本件につきましては今後建設省ともなお協議していろいろ検討したいと思っておりますが、今回激甚法の指定になりました関係もありまして、こういう小災害につきましては、いわゆる十万円以下のものにつきましても、三万円以上十万円未満のものにつきましては
○荒勝説明員 たびたび御質問がありますので、農林省内部におきましても担当関係局課で、この件についての取り扱いについては非常に苦慮している次第でございます。
○荒勝説明員 当然、農林省の海岸保全関係でその施設をしたがゆえにかりに湛水するということがありますれば、それにつきましては技術的に十分検討の上、今後施策を進めてまいりたいと思います。
○荒勝説明員 天災融資法の発動につきましては、今回の災害が非常に大きかったことと、それからまだ連続的に災害が続いておりますので、都道府県に設置してあります農林省の統計調査事務所の調査は多少手間どっておりますが、その被害額が近日中に確定するものと思っております。それに基づきまして、各県等の資金需要額を待ちまして、できるだけ御要望に沿いたい、こういうように思っております。
○荒勝説明員 天災融資法の発動につきましては、ただいまお手元に差し上げました資料によりますと、一応都道府県報告でございますが、農作物等の被害は総額約三十七億円になっておる次第でございますが、農林省といたしましては、現在各県に設置しております農林省の統計調査事務所を通じまして、全力をあげまして被害状況を把握しております。
○荒勝説明員 今回の災害に伴いまして、当然、稲の再仕立てとともに防除もいたさないと、あとどういう異常な発生を見るかもわかりませんし、また施肥の改善、指導方法につきましても、今後慎重に技術指導はしてまいりたいと思いますが、現在の段階において、農薬とか肥料とかいう点につきましての政府としての補助という点につきましては、なお今後検討さしていただきたい、こう思う次第でございます。
○荒勝説明員 ビニール関係のいわゆる野菜園芸の指導につきましては従来から、災害の場合には主としていわゆる各種の災害対策の金融対策で措置してまいっておりますので、その線に従って指導してまいりたいと思っております。